詩(いちも詩)

ひとりぶん

きみといるのに寂しいのは
Answer Poetry

見世物

じゃあ 愛してなんてあげないよ だってそれが 優しさというものでしょう
音源

曼珠沙華 feat.v4 flower

葉っぱは全部捨ててしまって この赤い血管がよく見えるように
詩(いちも詩)

木星の縞

木星の縞で 絞まる首には後悔の筋
短編

オモワナグサ

「ええ、オモワナグサ? あのお花の花言葉、寂しいよ……」
短編

かさぶた

わたしは何が欲しいのだろう。
文字のみの詩

さよならが足りない

もっとたくさん さよならをして 早く死ななくちゃいけない
文字のみの詩

珈琲

薄っぺらい好奇心の餌食になって だんだん擦り減ってきっといつかいなくなる
文字のみの詩

原爆忌

あの日できなかったさよならは 僕の手の中にあります
文字のみの詩

やさしかった僕

とうに色覚をなくした網膜が 映す空には雲がない
文字のみの詩

いろは歌

自作のいろは歌です
短編

青を飲む少女

ワタシには、青いものを左手の薬指でなぞる癖がある。

モ / ク / セ / イ

油彩
文字のみの詩

そのまま通りすぎて

通り雨 そのまま通りすぎて
詩(いちも詩)

境界線

同じ空を見ていたとしても 君の目とわたしの目は別物で 同じ空を共有できない
詩(いちも詩)

生きている理由

死にたいと思うのは なぜだろう
詩(いちも詩)

僕のおくすり

学校に行けない僕のおくすりは あのこの優しさだった
詩(いちも詩)

ブレスホリック

僕は呼吸で忙しいんだ あなたの相手はしていられない
タイトルとURLをコピーしました