空はどこから空なのだろう
この手を延ばせばもう
届いているのかもしれない
あの星はまだあるのだろうか
光だってゆっくり歩いてくる
泣きたくないのに涙が出ちゃう
君は笑うのが上手じゃないね
けれどそんな君が好きでたまらないよ
いつだって夢を見ている
叶わなくても構わないんだ
君の愛した花が
枯れてしまう
そうだとしても水をやろうか
もう夜だけど眠りたくない
おはようって言わせてくれないか
そんなに寂しそうな顔をしないで
たとえ世界が君を忘れても
僕はずっと君の傍にいるから
いるから
空はどこまで空なのだろう
いつかはその向こうへと
届くことができるだろうか
あの星はもうないのだろうか
光だって疲れてとまるだろう
泣きたいときには涙が出ない
君は生きるのが上手じゃないね
だからそんな君が好きでたまらないよ
今日だってうつつ抜かすよ
怒られたってしかたないんだ
僕の嫌いな花が
まだ咲いている
いつまでだって実を結べない
まだ朝だけど起きたくないよ
おやすみって言わせてくれないか
そんなふうに優しい顔をしないで
たとえ世界が君を忘れても
僕はずっと君の傍にいるから
いるから
たとえ僕が君を忘れても
僕はずっと君の傍にいるから
いるから
23.09.09