忘れた 文字のみの詩 2024.07.10 好きでたまらない好きでたまらない好きでたまらない それももう忘れた 好きだったことは思いだせてもあのときの「好き」が思いだせない 決して許すものか決して許すものか決して許すものか 憎かったことは思いだせてもあのときの「憎い」が思いだせない しょせんはその程度だったのかわたしが抱いた君への何種類もの想いは どんなに思いだせてもそれは思い出とは呼べないなにかだ 思い出だなんて呼びたくもないなにかだ 23.09.30