うつ

俯き加減に鬱々と
街路樹の間を通り抜け
移ろう桜にさよならを

移り行く陽射しの作る映し絵に
いつの間にかうつらうつら
目覚めてみても夢現
生きているのかどうかさえ
分からない

俯き加減に鬱々と
オフィスへ続く道を抜け
足許の空蝉にうつらうつら

下らない議論に
現を抜かしてうつけ者
なじられても打つ手無し

うつろうつろ空っぽで
何も感じない
そんな日々にピリオドを打つ

 

終らせたはずなのに

 

続きはどうしようか
他人の答を丸映し

いつの間にかうつらうつら
俯き加減に鬱々と
うつろうつろ空っぽで
目覚めてみても夢うつつ

22.11.03

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