短歌(うたの日)2022.07

うたの日に投稿した
2022年7月の短歌です

「誕生日おめでとう」って言われても、七万人が焼けた日なのに。
2022.07.01「おめでとう」

もう星はないのに光だけがまだ届いているかのような愛だね
2022.07.07「星」

ほんとうは押しつけられていただけだ僕が選んだ気でいたけれど
2022.07.08「選」

もう一度だけ会いたくてもう二度と会えないあなた幸せであれ
2022.07.10(自由詠)

もしもあと10分で夢から覚めるなら10分であなたを殺す
2022.07.12「あと10分」

なぐさめてもらいたいだけなんですか着飾るようなメランコリック
2022.07.22「めら」

満たされていないだなんて言うけれど君の中身は爆発しそう
2022.07.24「満」

君の愛大なり僕の愛君の憎しみ小なり僕の憎しみ
2022.07.25「大」

もう会えずまだ好きでいるあの人はもはや想像上の生物
2022.07.27「想像上の生物」

「さようなら」って言えるのは僕たちが出逢えたからだよね、さようなら。
2022.07.28(好きな挨拶)

もし君が幸せになれないのならそんな世界は壊してしまえ
2022.07.30「世」

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