短歌(うたよみん)九十七から百二十八

うたよみんに投稿した
九十七番目から
百二十八番目の短歌です

もしも今ぼくが死ぬならできるのは万人受けのしない死に方
2021.09.29

下手は下手なりに生きます嗤うなら嗤ってくれて構いませんよ
2021.09.29

あの日ぼくに「死ねよ」と言ったきみはまだ生きていますかしあわせですか
2021.09.29

木の枝は折れてしまったわたくしの罪はどれほど重いのでしょう
2021.09.29

傷つけてほしいそしたらいつまでもあなたのことを恨んでいられる
2021.09.29

恨むことさえも疲れてもういいよどうぞ勝手にしあわせになれ
2021.09.29

名も知らぬコードも君に教わったからこの指がまだ覚えている
2021.09.29

向日葵を葬っている来年は他の誰かが咲くことでしょう
2021.09.30

君が死ぬならばわたしの心まで死んでそれでも体は生きる
2021.09.30

つくりものみたいに青い空を見る神様はいま何をしている
2021.09.30

信じても裏切られるし、愛しても愛されないし、それでも、それでも。
2021.09.30

大切なことを付箋に書いたのにどこに貼ったか思い出せない
2021.09.30

息をする少しだけ死に近づいて引き返したりなんてできない
2021.09.30

だらだらと血の繋がったあなたとは当たり障りのない会話だけ
2021.10.01

ほんとうに切りたかったのは髪じゃない床に散らばる命の切れ端
2021.10.01

息切れのあなたの声を聴いている一言も聴き逃したくない
2021.10.01

ふたりして黙るときどき息を吸う音吐く音に耳をそばだて
2021.10.01

手遊びにつくった曲を手遊びに聴いたわたしのためだけの曲
2021.10.01

存在の否定と不在の肯定を僕に与えてくれた神様
2021.10.03

あまりにもあっけなかった「さようなら」せめて電話でしてほしかった
2021.10.03

いつかくれたブレスレットを外したら僕の手首はこんなに軽い
2021.10.03

僕たちは運命共同体でしたつい今朝の五時半ほどまでは
2021.10.03

「いつか行こう」そう言っていたあの場所にわたしはきっと行けないだろう
2021.10.03

どこにでもある不幸せ誰にでも流せるような涙を流す
2021.10.03

フッたのは君でフラれたのはわたしどうして君がかなしそうなの
2021.10.04

チューニングできないギター心地よい不協和音が僕には似合う
2021.10.04

さよならも言えない君のやさしさはわたしのためのものじゃなかった
2021.10.04

あなたからきっとトドメを刺されると思っていたのにまだ生きている
2021.10.04

叶うのが怖い。願えば願うほど叶わなくなるような気がして、
2021.10.04

強がりに聞こえたでしょう、でもホント。「あなたを好きになってよかった」
2021.10.04

ただ朝は夕方が待ち遠しくて夕方は夜が待ち遠しくて
2021.10.05

同じ花を好きだと言った君もまた別の世界の生き物だった
2021.10.05

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