短歌(うたよみん)二百二十五から二百五十六

うたよみんに投稿した
二百二十五番目から
二百五十六番目までの短歌です

乾涸びた海をわたしが満たしたい涙で満たしたいから月へ
2021.11.11

あの人はもういないからこの部屋はもう好きなだけ散らかせるんだ
2021.11.11

忘れないうちにあなたに言っておく「好きにならせてくれてありがとう」
2021.11.11

いま僕の気持ちにいちばん近いのはどれだろうかと選ぶカラオケ
2021.11.12

カラオケで他人の言葉とメロディーを借りて吐きだすわたしの想い
2021.11.12

嘘だって構わないから綺麗だと言ってたまにはオンナをさせて
2021.11.12

かなしみに酔っているとかそんなんじゃなくてあなたに見てほしいだけ
2021.11.12

「どうしても伝えたいこと」などなくていらないものを吐き出しただけ
2021.11.12

友達が一人だけしかいないから僕はできない人狼ゲーム
2021.11.12

きまぐれで生まれてきたしきまぐれで死んでいっても怒らないでよ
2021.11.13

屋上に靴を揃えて空を見るわたしのいない世界はじまれ
2021.11.14

お土産をもらったらまた下駄箱に置いていったいここはどこなの
2021.11.14

処方箋よりも渡してほしいのはカッターナイフよく切れるやつ
2021.11.14

辞世の句のモチーフは君もう二度とあえないことは死に少し似て
2021.11.14

星たちが姿を現さないままでずっとこのまま曇っててくれ
2021.11.14

この人をただわたくしの独断と偏見により愛しています
2021.11.14

戯言と君は言うけど僕にしてみれば重たい愛の言葉だ
2021.11.15

手の届く場所で呼吸を繰り返す生き物たちに別れを告げる
2021.11.15

ねえなにを謝ってるのねえなにを許されたくて謝ってるの
2021.11.15

なぜ見える場所に置いたのほんとうはなにが欲しいの寂しかったの
2021.11.15

あの人を気にしてばかりいたせいで僕は今でもひとりで立てない
2021.11.17

トルソーは頭も手足も持ってないから羨ましいこんなのいらない
2021.11.17

組み立てる壊したいからもう一度死んでゆくのはこんなに綺麗
2021.11.19

雨はいつやむのでしょうかもういっそ世界が終わるまでやまないで
2021.11.21

僕の愛を憎しみと呼ぶひとがいて傷跡にまた傷をかさねる
2021.11.21

いま僕はさみしいだけでそれだけでだれか名前を呼んでください
2021.11.21

もう二度と君は呼ばないでもたまに思いだしてねわたしの名前
2021.11.21

バタフライナイフをかざす僕たちに足りないものはなにひとつない
2021.11.22

鼻歌をうたっただけで「機嫌いいみたいだね」とかやめてくれない?
2021.11.23

元カレの写真端末から消してクラウド上にはまだ残っている
2021.11.23

フラれてもしかたないよね五十度の酒を割らずにあおっています
2021.11.24

しあわせになりたいのならご勝手に僕を巻き込まないでください
2021.12.06

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