短歌(うたの日)2022.02

うたの日に投稿した
2022年2月の短歌です

答えてもいいのだけれどなんとなく気に食わなくて鼻で笑った
2022.02.01「鼻」

でも君も困ったでしょうあの人じゃ一足す一が二にならなくて
2022.02.02「二」

一節を一節だけを覚えてる何度も読んだ小説なのに
2022.02.03「節」

超えないでほしくて作った壁なのにそれを壊した君を愛した
2022.02.04「超」

とりあえず悲しいだけでそれ以上きみに言うべきことなんてない
2022.02.05「とりあえず」

愛にまで育たなかったねどうせまた次を見つけて恋に落ちるよ
2022.02.06「次」

滲まないように油性で書いたのに破られるなら意味なかったな
2022.02.07「滲」

君はわたしの記憶にこうも染みついてそしてわたしを忘れてしまう
2022.02.08「染み」

間違いと知っていたのに選びとる知っていたからこそ選びとる
2022.02.09「間違」

あたりまえなのに忘れるはじめから知らないひとは思いだせない
2022.02.10(自由詠)

痩せていく月を見上げてわたしにも誰か光をあててください
2022.02.11「痩」

行き慣れた場所へ行くのにまた道を間違えているような気がした
2022.02.12「行」

僕のこと「構ってちゃん」とか言うヤツに構ってあげるヒマはないので
2022.02.13「構」

バレンタインなどなくたって好きだって言えるわたしになりたかったよ
2022.02.14「バレンタイン」

君とならどんなボタンも掛け違えたかったけれどそれさえも、もう。
2022.02.17「掛」

夕方を夕方として消費する君は知らないわたしの病気
2022.02.18「夕方」

しあわせな日々ばっかりじゃ損でしょうなんて自分を慰めてみる
2022.02.19「損」

「実はぼく死にたいんだ」と打ちあけて「知っているよ」と笑われました
2022.02.20「実」

僕たちは壊れてしまった蝶番みたくいびつな音を立てるね
2022.02.21「番」

もう僕を猫なで声で呼ぶこともなく美しいその死化粧
2022.02.22「猫」

遠いから憧れられるもし君が近くにいたら愛さなかった
2022.02.24「憧」

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